身体にとってもお料理にとっても砂糖は欠かせないものです。
ですが、摂りすぎと種類には気をつけてください。
皆さんは「シュガーハイ」という言葉をご存知ですか?
わかりやすいところで言うと、多くの保護者の方は砂糖が入ったお菓子やケーキ・アイスなどを食べた子供が、急に活発になったり、興奮状態になってしますことをシュガーハイと表現しますね。
しかしこのシュガーハイ・・・
ご存知の方も多いかと思いますが、多くの科学者の研究により、「糖質の摂取と行動には関連がない」とされています。
つまり科学的根拠がないのです。
研究を行なった科学者のほとんどは、「子どもたちが落ち着きがなく・ハイテンションになるのは、誕生日・クリスマス・記念日など砂糖を摂取しなかったとしても気分が高揚するイベントの影響である」と言及しています。
とはいえ、日常的に使われる砂糖。人体への影響は気になりますよね。
ここからは皆さんもよく知っているお話です。
歯や骨からカルシウムが溶け出してしまう。
甘いものを中心とした食生活により、必要な栄養が不足してしまう。
それにより成長や発達を阻害してしまう危険性がある。
感情が不安定でイライラする。
腸内環境が悪化して免疫力が下がる など、、、
上げて行ったらキリがないですよね。
ここまで悪い部分を挙げてきた砂糖ですが、ほんの少しお砂糖を入れるだけで煮物の味がぐっと引き立つ。ということもありますよね。
私は基本的には薄味で素材をどう生かしたら良いかをいつも考えています。
今おすすめしているのはコストコのオーガニックシュガー。
大袋なのでご家庭では大変かもしれませんが、甘みが強く、通常のレシピよりも使う量が少なくていいので身体にもヘルシー
そして、もちろんお砂糖は上白糖は使わずに、てんさい糖・きび糖・黒糖などを使う料理によって分けて選んでみるのもおすすめです。
日常的に少しだけ使う砂糖。
だからこそ家族のために、自分のために吟味してみたいですよね。
KARIN 栄養士 / 料理研究家
わたしたちの、カラダやココロは、
その自分たちが口にしたものでできています。
わたしたちの、周りには、地域…日本…世界…
美味しくて、そしてカラダに負担をかけない
安心安全な食材がたくさんあります。
何を食べるかを選択して次の子どもたちに残していくことを考えたいと思いました。
大切な大地や水、海、丁寧に作り続ける人々を、私たちが選んで使うことで少しでも次の地球に残していきたいと考えています。
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